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【体験談】子供を授かるまでの過程|不妊治療を経て分かったこと・乗り越えた壁 ②

■ 体外受精のために大きな病院へ転院|男性不妊の可能性が判明

体外受精に進むには、今通っているクリニックではできないため

紹介状を書いてもらい、少し大きな病院へ転院することになりました。

家の近くにも体外受精ができる病院はあったけれど、

パパの精子の運動率が少し低いこともあり

男性不妊の治療にも対応している病院を紹介されました。

そこは家から車で40分ほどの距離。

最近、不妊治療専門の部署を新設したらしく、建物も綺麗でなんだか安心感もあった(笑)

待合室には同じように不妊治療をしている人たちがたくさんいて、

「みんな同じ気持ちでここに来てるのかな…」と不思議な連帯感を感じたのを覚えています。

■ 体外受精と顕微授精の違いを知って前向きに

正直、体外受精に対しては不安だらけでした。

説明を受ける中で、恥ずかしながら

ここで初めて“体外受精”と“顕微授精(ICSI)”の違いを知った私(笑)

• 体外受精:卵子と精子を同じ培養液に入れて自然に受精させる

• 顕微授精:精子を1つ選んで、直接卵子に注入する

まさか自分がこの治療を選ぶ日が来るなんて、昔は思っていなかったから

調べることすら避けていたのかもしれない。

でも、

知ることで安心できて、次に何を準備すればいいのかが見える。

不安だらけだった気持ちが少しずつ前向きに変わっていきました。

■ パパの診断「軽度の精索静脈瘤」|手術で改善の可能性

パパの精子の運動率はやはり少し低く、

再検査の結果 “軽度の精索静脈瘤”の可能性があると診断されました。

精索静脈瘤とは、

精巣やその上部にある静脈がこぶ状に膨らんでしまう状態のこと。

これによって精子の質や運動率が低下することがあります。

先生からは、

手術をすれば運動率や精子の質が改善することもあるとの説明を受けました。

麻酔は全身か局所から選べたけれど、パパは迷わず全身麻酔を選択(笑)

手術の詳しい内容は、またパパにブログで書いてもらおうと思っています。

ただし、手術してすぐに精子の質が改善するわけではなく、

術後2か月後から本格的に改善が期待できるとのこと。

そのため、体外受精は術後2か月経ってからスタートすることに。

「2か月…長い!!」と思ったけど、

先生からは

「採卵の準備とかしてたら、あっという間だよ〜」

と言われてちょっと気がラクになった(笑)

■ 体外受精の準備で心が軽くなった|前向きに変わった理由

体外受精に向けて準備を進める中で、不思議と自分の気持ちが軽くなっていることに気づきました。

あんなに怖かったはずの体外受精が

「早くやりたい!前に進みたい!」

と思えるように。

タイミング法や人工授精の頃は、毎月の頑張りに“手応え”を感じにくくて

出口の見えない気持ちだったけど、

体外受精は

一つひとつ確実にステップを踏んでいる実感があって、気持ちが安定したんです。

病院までの距離は遠かったけれど、それでも通院が苦じゃなかったのは、

「やっと前に進めている」という安心感があったからだと思います。

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この記事を書いた人

32歳 看護師 現在は育休中

趣味は娘への課金(=推し活)!
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