■ 採卵は痛い?ビビりな私が静脈麻酔を選んだ理由
採卵については、正直なところ
「めちゃくちゃ痛いらしい」
という話ばかりを聞いていて、かなりビビっていました。
私はもともとかなりのビビり症で、痛いことが本当に苦手。
普段は看護師として点滴を“する側”ではあるけれど、
実は自分が点滴をされた経験すらほとんどなくて(笑)
そんな私が、
膣に針を刺されて卵子を取る
なんて想像しただけで、もう無理…痛い…怖い…!!
と、採卵の説明を聞いた日は頭の中が恐怖でいっぱいでした。
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■ 局所麻酔か静脈麻酔か|迷わず静脈麻酔を選択
採卵では、
局所麻酔 と 静脈麻酔 のどちらかを選べる病院でした。
局所麻酔だと、意識はある状態で採卵を行うと聞き、
私は即座に
「いや、それは無理です…」
と心の中で決断(笑)
迷うことなく静脈麻酔を選びました。
看護師さんから
「大丈夫だよ〜、寝て起きたら終わってるからね」
と言われた時、
その一言に本当に救われた気持ちになったのを覚えています。
採卵日までの間、体調を崩さないように気をつけ、
「どうか排卵してしまいませんように…」
と毎日祈りながら過ごしましたが、
幸いにも排卵することなく、無事に採卵当日を迎えることができました。
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■ 採卵当日|針は太いけど、痛みはゼロだった
採卵前、先生から
「この針で卵子を取っていくからね〜」
と見せられた針が、想像以上に太くてびっくり。
「え、これ刺すの…?」
と内心かなりビビっていましたが(笑)
静脈麻酔が本当にすごくて、
ストレッチャーでベッドに移され、
名前を呼ばれて目が覚めた時には、すべて終わっていました。
本当に無痛。
記憶もほぼなし。
採卵=激痛
というイメージを持っていた私にとっては、
拍子抜けするほどで、
「静脈麻酔にして本当によかった…!」
と心から思いました。
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■ 採卵後から受精へ|培養士さんの技術に感動
採卵した卵子は、すべてが受精に使われるわけではありません。
大きさや形、成熟度などを見て、
状態の良い卵子だけが受精卵として選ばれます。
その厳選された卵子と精子を使い、
培養士さんが体外受精や顕微授精を行ってくれます。
私は今回、14個の卵子を採卵することができたので、
• 7個を体外受精
• 7個を顕微授精
という形で進めることになりました。
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■ 受精結果|体外受精と顕微授精の差に驚いた
後日、受精結果を聞きに病院へ。
結果は、
• 体外受精:7個中1個が受精
• 顕微授精:7個中7個が受精
最終的に、7個の受精卵を凍結することができました。
結果を聞くまでは不安でいっぱいだったので、
凍結できる受精卵があると分かった瞬間、
心からホッとしたのを今でもよく覚えています。
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■ 不妊治療の技術と、支えてくれる制度への感謝
採卵から受精までの流れを実際に経験してみて、
改めて思いました。
「この技術を考えた人、本当にすごい…」
そして、その技術を使って治療をしてくれる
医師、看護師、培養士さんたちの存在。
不妊治療は決して簡単な道ではないけれど、
こうして支えてくれる人たちがいるから、前に進める。
さらに、不妊治療を保険適用にしてくれた
菅(元総理大臣)さんには感謝しかありません。
少子化が進む今の社会で、
こうした分野にきちんと財源を回してくれることは、
当事者として本当にありがたいと感じました。

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