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【体験談】子供を授かるまでの過程|不妊治療を経て分かったこと・乗り越えた壁 ③

■ 採卵の準備は想像以上にハード|自己注射のプレッシャー

体外受精に進むと決めてから、次の大きなステップが “採卵(卵子を取り出すこと)” でした。

採卵については、

「今ある卵子を取るだけやろ〜?」

くらいの軽いイメージだったのですが、説明を受けてびっくり。

採卵では できるだけ多くの卵子を育てるため、薬剤で卵巣を刺激する必要があるのです。

そしてその薬は…なんと 自己注射

自分のお腹に針を刺す。

普段は看護師として患者さんに針を刺しているけど、

“自分に刺す”のは初めてで、正直ちょっとドキドキしました。

私が使った薬は 「ゴナール」

採卵の2日前まで、毎日お腹に自己注射。

しかも、排卵してしまうと その周期は採卵ができなくなるので、

「どうか…採卵日まで排卵しませんように…!」

と毎日祈りながら注射していました(笑)

針自体はそんなに太くないのに、

自分で刺すと不思議と痛い。

「なんで痛い思いするのは女性ばっかりなんや〜!」

と、ぶつぶつ言いながら、旦那には横で見守ってもらってました(笑)

■ 採卵日は絶対にズラせない|日程のプレッシャー

採卵日が決まると、それに合わせて薬の投与日も細かく調整されるため、

採卵日は絶対に変更できない。

これがまたプレッシャーで、

「体調崩しませんように…」

と毎日願ってたのも覚えています。

■ 働きながらの不妊治療は本当に大変

採卵までの準備は想像以上にハードで、

通院の回数も多く、働きながらの不妊治療は本当に大変でした。

私はシフト制の仕事で夜勤もしていたので、

• 休み希望の日程調整

• 夜勤明けでそのまま通院

• 採卵日が動かせないプレッシャー

など、正直しんどい時もありました。

「平日5勤の人はどうしてるん…?」

と疑問に思うほど、スケジュール調整が難しかった。

体外受精に進むタイミングで、

日程変更が必要になる可能性を上司に相談すると、

幸いにも 上司が3児の母で理解があり、すごく応援してくれました。

この理解が、本当に救いだった。

■ 不妊治療と仕事の両立の壁|周囲に言えないつらさ

不妊治療にはお金がかかる。

だから働かないといけない。

でも、職場の理解がなかったり、

治療のことをオープンに言えない環境だったら…

「治療を続けるために働けなくなる人もいるんじゃないかな…」

そんな現実にも気づきました。

周囲に言いづらい

治療の日程は動かせない

通院も多い

金銭的負担も大きい

妊活・不妊治療って、本当に“仕事との両立の壁”が大きい。

だからこそ、理解のある上司に恵まれたことに、今でも感謝しています。

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この記事を書いた人

32歳 看護師 現在は育休中

趣味は娘への課金(=推し活)!
可愛い服やおもちゃを見つけたら、即ポチしてしまう
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